シゾイドパーソナリティ障害の生存競争

人工知能は人間よりも優しい存在になりうるか。

シゾイドと対価

先日、小田急線の新宿駅から快速急行電車に乗車した。5番ホームに整列し、電車の入線を待つ。やがて電車が到着すると、まず降車ホームである6番ホーム側のドアが開く。降車する客の流れが落ち着いたころに、乗車ホーム側のドアが開く仕組みだ。

小田急線の新宿駅はすべての線路がホームに挟まれていて、それぞれ乗車側と降車側にわかれている。通勤電車は混雑や客流動が複雑なので、乗車側ホームでは整列乗車をさせ、降車客は別の場所から改札へ誘導するスタイルだ。

しかし、実際には、乗車ホーム側のドアが開くのを待って、そちらから降りようとする客が少なくない。乗車ホームは比較的広かったり、改札階へのアクセスルートが良かったりするためだ。今回も、小田原から到着した上り快速急行電車が到着し、降車ホーム側のドアが開いているにも関わらず、車内で待機している客がいた。

5番ホームには乗車を待つ列ができており、客は当然ドアの正面で待っている。そこへ、学生風の一人の男が「邪魔だよ!」と、整列する乗車客を手で押したり叩いたりしながら無理矢理降りてきた。その場に居合わせた整列客が初老の男性・私のような地味な男性・女性だけだったから、その男は強気で理不尽なことをしてきたのだろう。

こういうとき、普通は、マナーだとか常識だとかいう話になるが、個人的には今回の出来事を受けて、特急を使わない自分が悪いという結論に至った。座席指定制の有料電車に乗れば、その対価を払わない人を排除できるし、そもそも座席が指定されているのだから、整列乗車をしなくて済むのだ。

小田急では特急ロマンスカーという有料列車が走っており、運賃に上乗せ料金を払えば座席が保証された特急に乗車することができるという仕組みがある。運賃だけで利用できる急行や快速急行、準急といった一般列車には指定席がなく、着席争いが起こるリスクを常に併せ持つし、運賃だけで利用できるので、客を選ぶ機能も及ばない。

追加料金が生じるので、マナーの悪い傾向にある学生やDQNを排除できる可能性が増えるし、そこそこの車内環境は保たれる。少なくとも、ルールを守らないやつがルールを守る奴に向かって「邪魔だよ!」とどついてくることはないだろう。金の力は排除の力であり、排除の力は安心安全の力だと実感する。対価を払うことは、人生の安定のために不可欠だと思う。