スキゾイドパーソナリティ障害の生存競争

人工知能は人間よりも優しい存在になりうるか

シゾイドと自己責任論の恐怖

アンダークラス (ちくま新書) 作者: 橋本健二 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/12/06 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 『アンダークラス』を読んだ。データ分析を軸として貧困に陥った人々の経緯を淡々と説明するスタイルで、理解…

シゾイドとスポーツハラスメント

連日報道される虐待死と同じくらい最近クローズアップされるのが指導死だ。部活や運動系サークルなどの指導死、根性論や精神論、非科学的な言説が重視される古い体質が幅を利かせる体育界の不健全さを象徴する世界観が感じられる。 スポーツは公共放送のニュ…

シゾイドとBIの可能性

ベーシックインカム(BI)の最大の利点は労働からの解放という側面も大きいけれど、それ以上に年功序列や弱肉強食社会、マウンティングに終止符を打つことができることにあると思う。 これまで、生活を人質に取られていたから仕方なく耐えていた強いものからの…

シゾイドと子孫繁栄神話

少子高齢化が問題だと騒がれる中、根本的な問題が無視されようとしているように感じる。誰もが子供や家庭を持ち、生命の持続を望んでいるという前提だ。経済的な理由や不安から、子育てや子孫繁栄を「したくてもできない」若者が増えてきていると世論は言う…

シゾイドと社会退出

こんなことを言えば非国民だといわれるだろうが、私は頑張っている人があまり得意ではない。常に目標を決めて、それに一生懸命な人。今は総活躍社会などと言われているが、誰もが同じように仕事と家庭と世間体だけに猛進する社会はとても窮屈だと思う。 女性…

シゾイドと主義主張

信念や主義主張を持たないことを普段の心がけにしている。こうあるべきだとかこうじゃなきゃいけないとかいう感情は、ストレスの原因になるし、しかもそれらべき論は内面に留めることが難しく、外部への怒りになりやすい。 主義主張を持たず、自分一人ででき…

シゾイドと経済学科

大学で経済を専攻している、またはしていた人で、お金持ちの人の割合はどれくらいいるだろうか。あくまでも推測だが、そこまでいないのではないかと思う。なぜなら、日本経済や世界経済について学ぶ機会はあっても、個人の経済を最適化することについてはあ…

シゾイドと不可逆

物静かで落ち着いた転校生がやってきた。おとなしい性格なので、粋がったクラスのバカがからかったり高圧的な態度で接するようになった。私はその転校生と初日に意気投合し、行動を共にしていた。 その粋がったバカと私は仲が悪かった(一度そいつに冷やかさ…

シゾイドと岐路

ある時期までに何かをしなければならないという焦りはあまりないが、自分がこれから何を目的に生きて何に充足感を覚えることをベースにするのかをはっきりさせておきたい気持ちはある。 30代になると色々な選択を迫られるだろうし、その時に一般的なことと異…

シゾイドと友達の不在

幸いにもこの性格で何人かの知人友人に恵まれているが、気分や機嫌が安定している健康なタイプの人は少ない、というより皆無かもしれない。楽しいことがあった翌日に不機嫌になっていたり連絡を無視されたりすることも普通にあり、かといってまた別のタイミ…

シゾイドと寛容性

自分は寛容な人間だと思っているが、実はそうじゃないのではと思うことがある。自分が相手に対して寛容なのは、ただ他人に対して鈍感なだけなのではないかと思っている。ロクに相手のことを見ていない、考えていない、興味を持っていないからこそ、相手の言…

シゾイドと性差意識

日本は性別と年齢を過剰に気にする社会だろうと思う。誰かを紹介する際に必ず男性か女性かを聞かれるし、年功序列文化が組織集団で絶対視されている傾向がある以上、相手の年齢が天気と同じ位置付けで挨拶の話題に盛り込まれる。個人的に年齢や性別など全く…

シゾイドと悪夢の行事

学校という場所に所属していたとき、定期的に襲来する学校行事には毎回嫌気がさしていた。運営委員会の生徒が理由もなく勝手に土日の練習や放課後の拘束を決定し、その通達を命令形で周りに一方的に通知する。従わなかったり要領が悪い人間に対しては容赦な…

シゾイドと運

何かが上手く行ったり幸福度が高くなると、それが自分の努力や意識によって獲得されたと思いがちになる。私もそういう思考回路になったことが何度もあるし、そう思いたいがために思考を誘導するような心理が働いたこともある。けれども、基本的にはあらゆる…

シゾイドと三人以上の集団

三人以上の組織で生活・活動していると、ある人物の負の感情が理由もなく特定の人間に向けられることがある。たとえば、友人同士で集まって話をしている際に、誰かが私にだけ、あるいは別の人物にだけ辛口な物言いをする時がある。 残念ながらこれは比較的信…

シゾイドと社会人

日本で使われている社会人という言葉は私が最も違和感を覚える言葉の一つだ。文字通りの「社会の人」という意味ではないからだ。社会人が指す対象は一般的に「労働者」である。「もう社会人なんだから」「社会人として」という言い回しは、「労働者なんだか…

シゾイドと全員参加

学校などで人前でプレゼンテーションをしなければならない場面が多かった記憶がある。クラスの40名全員が人前で話すことを強制される。これは課題という名目で全員が強制されるわけだが、今思えば違和感しかない教育方法だと思う。 人前で話すことや相手を魅…

シゾイドと現金

自動車運転のトラブルが目立つというニュースを見た。煽りや追い越し、単なる離合に腹を立てたり、わざと危ない行為をして相手を威嚇したり制圧しようとする人間がいるらしい。何が楽しいのかわからないが、匿名性の強い、顔が見えない空間では、気持ちが大…

シゾイドと感情主義

勝手に意識しているだけだが、311以降の世論扇動が、考えるよりも感じることを重視しているように思える。頭で考えるよりも感情的な煽りによって聴衆を刺激することはマスコミの常套手段だともいえるが、それがより一層顕著になったのが今の社会といえるので…

シゾイドと持て成し

管理職や役員など、組織内権力者が口にする「○○がしたい」という言葉。たとえば「おもてなししたい」という発言がある。おもてなししたいという発言をするからには、発言者が率先しておもてなしをすると解釈できるが、実際にはそうではない。おもてなしを「…

シゾイドと未来の処方箋

月曜日の昼。今日も心療内科の受付には長蛇の列ができている。2030年に人工知能が人間の役割の大半を置き換えたことで、本格的に人間の生存価値がなくなってきた。 特に賃金労働に依存する日本人は大半がその役割の喪失を受け入れることができず、自分を騙し…

シゾイドと新陳代謝

この数年、人の機嫌の変化を気にし、ひたすらそれに嫌気がさす時代でもあった。人の感情変化、茶番、繰り返しを忌み嫌うようになったことが、そのまま対人嫌悪につながった気がする。シゾイド傾向も加速した。平坦な感情でいられるようになったきっかけは間…

シゾイドと台本

芸能人に対する好き嫌いを多くの人が持っている。面白い現象だと思う。芸能が個人の素と思えることが一種の幸福だと思うし、そもそも仕事なのだから本音で演じているわけがないことなどないのに、あたかもそれが、その人物の本質、人格、個性であるかのよう…

シゾイドと承認欲求の有無

私に承認欲求がないのは幼少期にきちんと人から認められたからだと指摘されたことがある。確かにそうかもしれない。経験上意識していないが、人から否定されなかったから、もう他人に評価されたいという欲求をクリアしているだけなのかもしれない。 たとえば…

シゾイドと卒業論文

ベーシックインカムについて考えるだけの暇な時間があるので少し書いてみる。予算が公表され、実際の財源でBI施行が可能であることを数字で把握する。一方、従来の生活保護者がBI以上の多層的社会保障を享受しているこの段階で社会保障を全廃することは弱者…

シゾイドと主観客観

自分に危害が加わっていないのに「社会にとって害悪だ」という論調にすり替えて嫌なものを非難する空気がある。25年以上生きてきて、この類の批判を何度も聞いた。どうでもいいと思っても、どうしても耳に入ってくる。犯罪や他人の自由への侵略ではないこと…

シゾイドと他者認識

私は基本的に人間を「有害な人」と「無害な人」に分けています。基本的に人間にあまり関心がなく、自分は自分、他人は他人と割り切って考えています。無数の人間が存在し、利害関係も様々ですから、個人の主観で好き嫌いを言っていてもどうせ理想的な状態な…

シゾイドと縁

亡くなった祖父母の年賀状がいまだに届いてしまう。すでに挨拶状も出して報告もしているにも関わらず、2度目の誤発送となる。本来であればその都度知らせるのだろうか、その辺はちょっとわからない。同世代となれば年賀状は子供や孫が代行作成している可能性…

シゾイドと入試問題

卒業式で答辞代表が泣いている。用意した原稿を読み上げることも難しいくらい号泣しており、周囲の人間ももらい泣きをしている。そんな場面を思い浮かべてみていただきたい。多くの人は、この朗読者がこれまでの学校生活を回想して感涙しているものと想像す…

シゾイドと40年

すでに機械化や非正規化によって単純事務を正規労働者が行うことはほぼなくなり、非正規や機械によって置き換えられている。だから新卒で事務職で入社しても、ルーティーンなどの業務はなく、人を管理したり、企画を求められたり、とにかく即戦力を要求され…