シゾイドパーソナリティ障害の生存競争

人工知能は人間よりも優しい存在になりうるか。

シゾイドと数学

私のように学生時代に部活に入らず、友人も2名しか作らず、人付き合いの仕方も最小限かつドライな人間は、社会から疎外されやすく、今の日本社会では極めて人生難易度が高い部類の人間とされる。そんな私が普通の人生、安泰な人生、できる限り自己の領域を侵食されずに済んでいるのはなぜかと考えると、やはり数学の存在がある。

学生時代、幼稚園時代から公文式の数学でどんどん先取り学習をしていった結果、小学生時代に高校数学の大半を身に着けていた。その貯金で中学受験を突破し、多くの人が苦手とされる数学で大幅なアドバンテージをつけることで、成績上位を維持した。理科や英語も一通りマスターし、帰宅部だったので定期試験レベルの対策は時間的余裕により楽勝だった。

やるべきことをやり結果を出していたので周りもうるさくいわなかった。青春至上主義の同級生からは部活や行事への消極的な姿勢を非難されたが、それでも自由な校風の私立中高一貫校だったことが幸いして助かった。大学受験も数学と英語で乗り切った。

英語は一時期英会話に通っていた。高校時代に修学旅行で海外にホームステイするプログラムがあり、外国人と意思疎通をできるようになりたいと思ったからだ。外国人のシンプルな意思疎通、日本人のような陰湿性がないドライでクールなやりとりに心地よさを感じた。英語が好きだった。ただ修学旅行から帰国した途端に英会話教室がつぶれてしまった。

就職試験も、こんな内気でやる気がない私にアドバンテージを与えたのは数学だった。やはり周りが全然できないので少しできるだけで大幅な得点になる。論理的に考える習慣がついていたので、数学と論文の点数が良く、採用試験をパスすることができた。

孤立主義で団体行動が嫌いでも、競争相手が少ない数学を得意にすれば案外まだまだ生きていける。やはり少数派は正義だし、理系人間で本当に救われたと思っている。親や公文式の先生にそこは本当に感謝しかない。